産業医について
産業医とは、事業場において労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導・助言を行う医師を言います。
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月〜金 09:00 〜 17:00
土 09:00 〜 12:00
(祝祭日を除く)
産業医の選任条件
事業者は、常時50人以上の労働者を使用するに至った時から14日以内に産業医を選任する必要があります。また、産業医を選任した際は遅滞なく所轄労働基準監督署長に届け出る義務があります。労働者が多くなるほど産業医の業務量も増えますので事業場規模(労働者数)によって選任する産業医数や専属か嘱託か定められています。
事業所規模 | 産業医の選任 |
---|---|
49人以下 | 努力義務 |
50〜99人 | 義務(委託も可) |
100〜299人 | |
300〜499人 | |
500〜999人 | 義務(委託も可) (有害業務に500人以上が従事する場合は専属) |
1,000人以上 | 義務(専属) |
産業医の職務内容
産業医の職務の内容は健康障害の予防と労働者の心身の健康保持、増進に資することを目的とした広い範囲にわたるものです。労働者の健康診断、衛生教育、職場における健康障害の原因調査、事業場の責任者に対する専門的な指導助言、職場の巡視などであります。
新町クリニックの産業医活動
事業場(事業者)と労働者の間に入り、労働者の健康を保持・増進して、労働と健康を図るため、健康診断に基づく生活指導やその他の保健指導を行っております。職場巡視による作業方法や作業環境などの改善提案を行い、安全衛生委員会などの構成員として会議に出席するなど、日々活動を行っております。
産業医についてのお問合せ
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産業医制度の詳細については以下のリンクも参照ください。
※こちらからPDFをダウンロードできます。
- 担当医師 理事長
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高木 敏
プロフィール
- 1971年
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- 慶應義塾大学医学部卒業
- 1987年
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- 国立療養所久里浜病院副院長(現 独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター)
- 1995年
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- 医療法人社団 仁成会 新町クリニック 所長
- 2005年
-
- 新町クリニック 開設者、管理者
- 2015年
-
- 医療法人社団 新町クリニック 理事長、管理者
- 資格
- 日本医師会認定産業医、労働衛生コンサルタント、日本病院会・日本総合健診医学会認定医
- 専門領域
- 消化器内科で胃腸、肝臓疾患及びアルコールによる臓器障害の治療を専門としている。新町クリニック理事長就任後は、内科診療、産業医、労働衛生コンサルタントとして企業健診・人間ドック等、企業の労働衛生に関する助言・指導等ならびに疾病予防の為の教育講演も行っている。関連医療機関の高木病院とは様々な分野で協力提携している。
- 担当医師 院長トータリスト
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神應 知道
プロフィール
- 2000年
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- 北里大学医学部卒業
- 資格
- 日本内科学会専門医、日本東洋医学会専門医、日本救急医学会指導医・専門医、日本集中治療医学会専門医、日本医師会産業医、国際中医師、医学博士、北里大学医学部非常勤講師
- 産業保健統括部長
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望月 友美子
プロフィール
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- 東京大学薬学部卒業 / 慶應義塾大学医学部卒業 / 慶應義塾大学医学研究科博士課程修了(医学博士)国立がんセンター / 国立公衆衛生院 / 国立保健医療科学院 / 世界保健機関(WHO) / 国立高度研究開発法人国立がん研究センター / 公益財団法人日本対がん協会等を経て2020年3月 医療法人社団新町クリニックに入職、医師 / 薬剤師 / 日本医師会認定産業医 / 日本禁煙学会理事 / 東京都医師会タバコ対策委員会アドバイザー / 第7次青梅市総合長期計画策定審議会副会長
- メッセージ
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このたび、ご縁あって2020年春から青梅で職住接近の生活を始めました。生まれは横浜市、育ちは逗子市、成人してからの東京生活の方が長く都内各所に住みましたが、青梅市への移住の決め手は、医師として目指してきたことの集大成への期待とともに、豊かな大自然に抱かれた人間らしい生活ができることです。新町クリニックと青梅市を拠点として「健康が、生まれる街」を皆さまとご一緒に実現したいと思います。
これまで私は「社会の赤ひげ」を自認し、多くの方々が健康になれるための仕組みづくりを国や都市、地域や職域を対象とした政策研究や提言という方法で取り組んできました。特にタバコは、がんのみならず多くの生活習慣病の原因で回避可能な最大の死因であるため「タバコゼロ社会」を提唱し、2021年5月31日には「タバコゼロシティ宣言~青梅から」[ YouTube ]を全国の応援団と新町クリニックから発信したところです。
新町クリニックでは健康診断・人間ドック・乳がん検診・禁煙外来・産業保健などを担当し、集団や統計や政策というマクロ視点から地域や個人や企業というミクロ視点にシフトさせています。受診者や従業員の方々は数十年の人生が凝縮された一人の生活者なので、健診データを分析しつつ価値観や環境を踏まえ、「より健康な未来」に向けたライフスタイルの改善や次の一手について具体的な助言を行っています。
診療部門での「禁煙外来」は、保険診療による禁煙支援プログラムをオンライン診療や禁煙支援アプリも交えて実施し、「禁煙なら新町クリニックにお任せください」といえるまでになりました。現在、一時的ですが、保険診療で使用できる禁煙補助薬が全国的に不足している中、行動変容のための効果的なカウンセリングと市販薬を組み合わせた支援方法により、これまでと遜色のない禁煙治療の実現を目指しています。
最後に、契約企業における産業医活動においては、安全衛生委員会や巡視、面談、講話などのほか、健康経営の観点から経営者や担当者に向けた助言を行い、企業全体の健康づくりや労災予防のお手伝いをしています。また、新町クリニック全体の産業保健活動の活性化のため、月例の産業保健カンファレンスにより、院内の産業保健師や産業医の皆さんと事例検討や最新の情報共有の場として日々研鑽を重ねています。
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和田 貴子
プロフィール
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- 杏林大学大学院医学研究科卒業 / 同医学部救急医学教室助手UCLA ERおよびChicago Cook County Hospital(Burn Center)留学東京消防庁消防学校救急救命士養成所専任講師 / 杏林大学保健学部救急救命学科助教授医学部兼担・同教授医学部兼担 / 全国救急救命士教育施設協議会理事 / 杏林大学保健学部救急救命学科特任教授 / 杏林大学名誉教授
2018年 医療法人社団新町クリニック健診医及び産業医
日本救急医学会専門医・指導医 / 日本熱傷学会専門医 / 日本医師会認定産業医
- 杏林大学大学院医学研究科卒業 / 同医学部救急医学教室助手UCLA ERおよびChicago Cook County Hospital(Burn Center)留学東京消防庁消防学校救急救命士養成所専任講師 / 杏林大学保健学部救急救命学科助教授医学部兼担・同教授医学部兼担 / 全国救急救命士教育施設協議会理事 / 杏林大学保健学部救急救命学科特任教授 / 杏林大学名誉教授
- メッセージ
- 長らく大学病院の救命センターで救急医として重症患者に接してきました。救命するには医療者が現場で粉骨砕身するだけでなく、搬送される患者様の重症化リスクを減らすことも大切ではと考えました。健診に来られる方に日頃の食生活や運動、喫煙、肥満など今一度見直して頂き、生活環境を変える契機になればと、現在健診業務に励んでいます。
産業医活動の中で分かったことは、各企業様がそれぞれ切実な問題を抱えていることです。高血圧や高血糖を放置して業務に支障をきたしたり、メンタル不調で休職率や離職率が増えたりと、それぞれ解決すべき点が多々あります。産業医の重要な職務の1つである社員の健康管理強化を含め、企業の切実な悩みに寄り添って改善策を考えながらお役に立ちたいと思います。どうぞ遠慮なくご相談下さい。
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松原 直美
プロフィール
- 2003年
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- 杏林大学医学部卒業
- 2004年
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- 北里大学東病院勤務
- 2019年
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- 新町クリニック勤務
- メッセージ
- 私は主に総合病院でリエゾン(体の病気に合併した精神症状)、精神の病気に合併した体の病気などの臨床経験に恵まれてきました。また、私が病の時は職場の方々にたくさん助けてもらいました。それらの経験を糧に健診や産業医の場で、どうすれば苦痛を和らげ生活が楽になるのか、自然治癒力の再生を目指して共に考えていけたらと思います。
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大井 聖至
プロフィール
- 1977年
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- 高麗大学医学部卒業
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- 日本医師会産業医 / 認知症サポート医